
【TOP OF WIDE】をコンセプトに、Jリーガーや部活生など数多くのプレイヤーへの
ヒアリングとモニターテストを繰り返し、約2年半かけて開発。
次元を超越する”四次元のフィット感”を追求した、
足幅が広いプレイヤーにとって”新たな星”となるスパイク
発売直前の12月、パナソニックスタジアム吹田で開催されたヴォラート3の試履イベントにスタッフが参加。
サプライズでゲスト登場した、ガンバ大阪 MF石毛秀樹選手と一緒に
特別トレーニングメニューとミニゲームなどを通して体感したレビューと
ヒュンメルシューズ開発担当の高橋さんに聞いてきた開発の想いをお届けします。
MD部 課長 黒田祐一
【ヴォラート3 PRO WIDE】25.0cm着用
つま先のフィット感とアウトソールの軽さが前作よりも抜群に良かったですね。
安定感を求めるプレイヤーにおすすめします。
総合満足度★★★★★★
つま先のフィット感 95点
かかとのフィット感 95点
ボールタッチのソフトさ 95点
スプリントのしやすさ 95点
ターンや切り返しのしやすさ 95点
スパイクの軽量感 95点
シニアテクニカルエキスパート 阪口 貴文
【ヴォラート3 PRO】27.0cm着用
安定性とフィット感!柔らかかったので少しブレるのかと思ったけど、横ずれもしなかったです。
自分の足に合うスパイク探してる方はぜひ履いてみてください!
総合満足度★★★★☆
つま先のフィット感 95点
かかとのフィット感 90点
ボールタッチのソフトさ 95点
スプリントのしやすさ 90点
ターンや切り返しのしやすさ 90点
スパイクの軽量感 95点
━━リニューアルとなったヴォラートシリーズですが、今回のヴォラート3の商品コンセプトは
ずばり『TOP OF WIDE』をコンセプトに試合用ワイドモデルの最高峰を目指しました。通常モデルと比較すると選択肢が少ないワイドモデルなので、その中でも足幅が広いプレイヤーがゲームで最大限のパフォーマンスを発揮できるようなプロダクトを追求しました。
━━特徴をひとことで言うと
トッププレイヤーが求めるフィット感と軽量性、グリップ力を持ちつつ、最大で4Eのスーパーワイドまで足幅を選べる点が特徴ですね。
━━前作となる「ヴォラートⅡ」からの改善されたところは?
最も大きなアップデートポイントはアウトソールです。ナイロン樹脂プレートの新採用により軽量性と反発性が向上、スタッドを前作より高く、丸型をベースにしつつ切り込みを入れたことでグリップ力が向上しました。そしてアッパーに関しても前作で得た細かいフィードバックを反映させました。まず1番多かった「かかとのフィッティング」。とくに履き始めにヒールカウンターが擦れて靴ずれが発生してしまうケースが見受けられましたので、今作ではかかと部分のスポンジ設計を見直して優しく包み込む仕様にしています。
━━他社に負けない、これは!というポイント、教えてください。
幅広モデルで高いフィット感と軽量性を両立していることです。Jリーガーや学生年代のトッププレイヤーからのフィードバックを強く反映させ、そのスペックをワイドモデルで実現したというところです。
━━開発者としては、どんな選手に履いてほしいですか
まずは足幅の広い選手。ぜひ一度足を入れてみて、フィット感の良さを感じていただきです。プレースタイルとしてはボールタッチやキックの質を重視する選手にオススメです。
━━本日は、ありがとうございました。
ありがとうございました。
【お話を聞いた人】
株式会社エスエスケイ ヒュンメル シューズ開発担当 高橋和希氏
スポーツシューズを中心にヒュンメルのエキップメント全般の企画・開発を担当。過去にはヴォラート2やアピカーレ5PROなどを開発。
アッパー前足部に足なじみの良いカンガルーレザーを、中足部からかかとにかけて、天然皮革のようにしなやかな1.1mm厚のマイクロファイバー“ナノフィットスキン”を採用し、足に吸いつくようなフィット感と繊細なボールタッチを実現。さらに、かかとの内部構造を見直し、かかとのホールド性とソフトな足当たりを両立。
レギュラー(2E相当)、ワイド(3E相当)、スーパーワイド(4E相当)の3ウィズ展開で、足幅が広い選手にもトッププレイヤーが求めるスペックを提供。また新たに28.5cm、29cmのサイズを展開し、足が大きなプレイヤーもサポート。
プレートにナイロン樹脂素材を採用し、ヒュンメル史上最薄のソールを新開発。ソール単体で前モデルより約13g(27.0cm)の軽量化に成功。軽さと反発性の両立を実現。
アウトソールのナイロン樹脂プレートと中底全面に使用した自己強化プラスチック「KaRVO」で反発性を強化。さらに、高さや形状、配置を見直した変形丸型スタッドでグリップ力を実現し、アジリティをサポート。