KISHISPO

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PUMA KING

精密一閃、高機動コントロール。

カンガルーレザーよりも軽く、保形性と耐久性に優れた新素材「K-BETTER」を

アッパーに採用し、さらに軽く、より強く生まれ変わったKINGが登場!!

従来のPUMA KINGの特徴であった、レザーのフィット感やボールタッチをそのままに、

強度や推進力を支える機動性も兼ね備えた、注目の一足!!

着用レビュー

①キングアルティメット FG/AG

②キングアルティメット HG/AG

③キングプロ HG/AG

④キングマッチ HG/AG

Kemari87 KISHISPO心斎橋店
水野（178cm 標準型）27.0cm着用

①5.0点（5.0点満点）

【アッパー】
前作までのカンガルーレザーから合成繊維を採用している。しかし新素材で採用したK-BETTERがとても好感触だった。柔らかい素材だが、カンガルーレザーより保形力も強くフィット感を感じた。

【ヒール】
アウトソールと一体化しているので踵のフィット感も良い。締め付け感もそこまで強くはなく万人受けしそうな印象。プレーしていても踵のズレを感じずにプレーする事が出来た。

【ソール】
新型のアウトソールで、中足部に配置されたシャンクが安定感をもたらしてくれている印象。また、異形ではなく丸形のスタッドで機能性を付けているのが個人的には良かった。

【総評】
とても満足出来る1足。フィット感・足入れ・軽さ・踵部分全ての部分で完成度の高いスパイクだと感じましたし、PUMAにとって思い入れの強いKINGシリーズの中でも1番の仕上がりだと思う。普段は27cmのシューズを着用するが、FG/AGに関しては27.5cmの方が良かった。

②4.5点（5.0点満点）

【アッパー】
①と同じ

【ヒール】
HG/AGはアウトソールが一体化しておらず、ヒールカウンターがないので締め付けに関してはFG/AGのようなホールド感はない。その分、クッションの厚みを感じる事が出来た印象。

【ソール】
丸形のスタッドで地面への接地部分に加工を加えている事で芝への引っ掛かりも感じることが出来た。HG/AGソールは日本人のプレイヤーに向けて作成されているので需要度は高いと思う。

【総評】
FG/AGと比較するとアッパーの幅が広いと感じた。日本人の中高生の平均値で作成されている事を考えるとHG/AGの方が幅が広い選手には合っている。そして何より軽量で耐久性も備えつつ、この軽さを出せたのは凄いの一言。

③4.0点（5.0点満点）

【アッパー】
PROのグレードまで新素材のK-BETTER素材を採用しているのでフィット感も上々。トップモデルと比較すると、やや硬さは感じられるがそれが好きな選手も多いですし、土でもガンガン使える印象を受けた。

【ヒール】
トップモデルのHG/AG同様に圧迫感・窮屈感を感じる事なく履くことが出来た。

【ソール】
②と同じ

【総評】
PROのグレードでこの価格帯や履きやすさ、足入れ感はかなり良い印象を持った。練習でも試合でも使用できるスパイクだと感じた。

④4.0点（5.0点満点）

【アッパー】
マイクロファイバー（リサイクル素材）を採用しているが、それでも足入れのフィット感は良かった。ソフトな柔らかさもありながら、練習でガンガン使っていく耐久性も持ち合わせている感覚。

【ヒール】
トップモデルのHG/AG同様に圧迫感・窮屈感を感じる事なく履くことが出来た。

【ソール】
②と同じ

【総評】
とにかく練習でしっかり使って欲しいエントリーモデル。試合用にトップモデルを使用して、練習ではこのエントリーモデルで十分な出来上がり。マッチはサイズ感が小さく感じた為、27.5cmで着用しました。
KISHISPO泉佐野店
大角（174cm がっちり型）26.0cm着用

①5.0点（5.0点満点）

【アッパー】
K-BETTERは天然皮革と見紛うほどの柔らかさ。ウルトラ、フューチャーとは全く違う感覚で天然皮革採用の前作よりも快適な履き心地。時代とニーズに合わせたPUMAの意匠を感じることができた。甲部のニットもフィット感抜群。

【ヒール】
外付けアウトカウンター（FG/AG）で、下部はガッチリ固定、内張のクッションも相まって適度なホールド感。上部が若干緩く、シューレースホールもハトメ部は開いていないのでここが好み分かれるポイント。試着時若干の緩さを感じたが、プレー時は特に気にならなかった。

【ソール】
前足部はシンプルな円柱スタッドに窪みを設け、芝との引っかかりをサポート。シンプルだが非常にバランス良くグリップ過多もなかった為、人工芝でも全く問題なくプレーできた。

【総評】
脱・天然皮革のシューズとしてはこれ以上ない仕上がり。日本人が好む仕様だなと率直に感じた。これまでのキングはもちろん、他のモデルと比べても癖が少なく全く異なるシューズ。是非一度足入れして頂きたい。

②4.5点（5.0点満点）

【アッパー】
ラストの違いからか、縦横共にFG/AGよりゆとりがあった。足入れしてみるとワンサイズ変わる方がいるかも。

【ヒール】
FG/AGのようなアウトカウンターではなく、若干内張のクッション材が分厚め。プレーに影響は無く快適な履き心地。上部は若干の緩さを感じた。

【ソール】
他サイロで既に採用されている日本人の為に設計されたPebax×ポリウレタン素材の軽量ソール。KINGとの相性も良く人工芝では適度なグリップ力を発揮。

【総評】
基本的な所感はFG/AGと同様だが、若干サイズ感の違いを感じた。シューズの出来が素晴らしく合成皮革とは思えない質感。土でも使用する可能性がある強度の高い学生におすすめ。

③5.0点（5.0点満点）

【アッパー】
トップモデルとの違いは繊維と表面のPUシートの間に内包されたメッシュのクッション材。重量は増すが、より肉厚で柔らかさを感じる仕上がりで個人的にはベストな感触。

【ヒール】
内張は起毛調で柔らかく、内蔵ヒールカップで適度なホールド感。ウルトラPRO等で採用されている履き心地の良いシンプルな作り。

【ソール】
トップモデルと形状は同様だが、樹脂の素材が違いフルポリウレタン、それに伴い重量は増すものの耐久性は向上、部活生がガンガン履ける仕様。

【総評】
これがミドルモデル？というのが率直な感想。履き心地の良さと柔らかなフィッティングはトップモデルより好ましい方も必ずいるはず。足型や用途、フィッティングの好みもあるとは思うがまず一度は試す価値のある一足だと感じた。

④3.5点（5.0点満点）

【アッパー】
柔軟かつ耐久性に優れておりエントリーモデルとは思えない質感に。最も分厚いアッパーなので、履き心地はかなりタイト。

【ヒール】
シンプルなメッシュライニングと内蔵ヒールカップの組み合わせ。

【ソール】
③と同じ

【総評】
練習用には持ってこいの耐久性の高い廉価モデル。見た目が同じの別物というわけではなくアッパーの柔軟さは健在。他メーカー含め廉価モデルの筆頭に上がること間違いなし。