KISHISPO

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FOREVER FASTER PACK

ブランドのマントラであり、スローガンである「Forever.Faster.(フォーエバー.ファスター.)」を冠した、

鮮やかなカラーリングが特徴的な、2024年春夏NEWカラーモデルが登場。

着用レビュー

①フューチャー 7 アルティメット FG/AG

②フューチャーアルティメット HG/AG

③フューチャー 7 プロ HG/AG

④フューチャー 7 マッチ HG/AG

Senior Technical Expert
水野（180cm 普通型）27.5cm着用

①4.5点（5.0点満点）
【アッパー】
アッパーがリニューアルされ、使用している素材であるエンジニアードメッシュは前作から継続しているがPWRTAPEの使用箇所を変更した事は個人的には好印象を受けた。PWRTAPEが中足部のサイド側から甲のニット部分に変更されている部分に懸念点はあったが新搭載されているPWRPRINTによって横ズレは問題なく着用出来ている。
【ヒール/ソール】
前作同様のヒール。いつも27cmを着用するが、踵部分に圧迫感を感じた。27.5cmだと解消され問題なく着用出来た。前作からの変更はないので問題なく着用出来た。試履き会の会場は人工芝での使用となったがスタッドがしっかりと引っかかってくれた。履き始めは少し突き上げを感じたが徐々に慣れる事が出来た。
【総評】
個人的には通常通りの27cmでは踵の圧迫感が強かったため27.5cmで着用。前作はPWRTAPEを中足部のサイドで採用していたが今作では甲部分に搭載。これが非常に良かった。中足部に新たにPWRPRINTを加えた事でブレも感じずにプレー出来た。天然芝やロングパイルの人工芝ではFG/AGがおススメ。

②4.5点（5.0点満点）
【アッパー】
①と同様。
【ヒール/ソール】
①と同様。試履き会の会場は人工芝での使用となったが滑る事もなく着用出来た。①よりも引っ掛かりは少ないが問題ない程度。
【総評】
①と同様。柔らかさとフィット感は間違いなくプレイヤーの能力を引き出す。

③4.5点（5.0点満点）
【アッパー】
PWRTAPRは採用されてないが、エンジニアードメッシュを採用している事で柔らかさを感じる事が出来た。表面を薄いPUでコーティングしている事でブレも感じずにプレーする事が出来た。
【ヒール/ソール】
トップモデルのアルティメットでは27.5cmを着用したが、PROに関しては通常の27cmを着用。横幅と踵部分に圧迫感もなくプレー出来た。踵の素材を触った印象では滑るかもと思ったが、ズレる事なくプレー可能。アルティメットで採用されている2種類のPebaxナイロンではなく、ポリウレタンを採用しているので少し重量感は出ている。しかし、このPROモデルでも十分に試合用として着用可能。
【総評】
もちろんトップモデルのアルティメットは試合用として申し分ない程の履きやすさになっている。しかし、このPROモデルも十分に試合用として着用可能です。合成樹脂の良さとして天然皮革にはない良さを感じる事が出来た。

④3.5点（5.0点満点）
【アッパー】
アルティメット・PROよりもアッパーに硬さを感じた。27cmではアッパーに窮屈感と圧迫感を感じたため、27.5cmを選択して着用した。
【ヒール/ソール】
前作同様のヒール。耐久性に優れたポリウレタンを採用している事から土グラウンドに最適。
【総評】
マッチに関しては、全体的に硬さを感じた。練習用や土用に最適なアウトソールになっている事からセカンドシューズには十分な仕上がりになっている。
KISHISPO泉佐野店
大角（174cm がっちり型）26.0cm着用

①4.5点（5.0点満点）
【アッパー】
前作は両側面に配置されていたが、今作から新しく甲部に配置されたPWRTAPEにより、上からグッと掴まれているような強固なホールドで切り返し時にブレを感じることはなかった。懸念点は扁平気味の方が履くとかなり中側部の締め付け感が強いことで馴染むまで時間が必要と感じる。前足部はゆとりを感じ適度な柔らかさが快適だった。二重構造のPWRPRINTは青い凹凸でボールグリップ力の向上とピンクの内面に施されたプリントでアッパー補強を担っている。
【ヒール/ソール】
カウンターはかなり絞られており、踵が大きい方はアッパー同様慣れるまで時間が必要と感じる。ただプレーを続け馴染んでくると何のストレスもなくプレーでき、甲部のPWRTAPEと相まってその固定感がむしろ適度に感じた。ソールは、前足部/後足部で密度の異なる2種類のpebaxナイロンから構成されるアウトソールで前作同様。アッパーのブレを防ぐ機構と合わせブレードスタッドが芝とよく噛み強力なグリップ力を感じた。芝の状態によってHG/AGと履き分けるのがベスト。
【総評】
必要なプレー要素を全てサポートするまさに万能なモデルだと思う。縦横無尽、爆速ステップというテーマにも納得。前後左右、ポジション問わずオススメできる逸品。

②4.5点（5.0点満点）
【アッパー】
①と同様。
【ヒール/ソール】
日本規格の全グラウンド対応軽量アウトソール。若干だが①よりタイトに感じた。丸ポイントベースに窪みを設けたスタッドは人工芝でのグリップが適度で反発も良好。プレーしていて何の違和感もなかった。
【総評】
①と同様の万能なシューズ。グラウンドによって同じ質感のシューズを履き分けることができるのはありがたい。是非一度足入れして頂きたい。

③4.5点（5.0点満点）
【アッパー】
メッシュの非常にソフトな感触と分かりやすいPUフィルムによるコーティング。PWRTAPEは搭載されているがアルティメットと違い一層で固定力は弱めなので履きやすさはこちらの方が良いと感じる人もいると考慮。PWRPRINTはなくとも全体的に粘り気のあるPUコーティングでボールフィーリングは良好。
【ヒール/ソール】
アルティメット程の厚みはないがクッショニングと前作サラサラだったヒールライニングが起毛調に変更されていた。多少蒸れてもプレー中ズレることなく快適にプレーすることができた。
【総評】
ただの廉価版ではない確かなクオリティを感じた。アルティメットもハイクオリティなシューズだが個人的な所感としてはプロの方が好み。甲部の適度な圧迫感、前足部のメッシュらしいダイレクトな柔らかさと適度なヒールロック。あえてプロを選ぶ方もいるのではと思う程の一足。

④3.5点（5.0点満点）
【アッパー】
軽量かつソフトなメッシュとPWRTAPEほどではないが適度に固定してくれる樹脂素材で足入れのしやすさは顕著。ただプレー強度が高くなるとブレを感じるケースがあった。つま先の立ち上がりが全ランクで最も高く、アッパー全体で薄さや柔らかさを最も感じるモデルだった。指先のスペースを求める方にはオススメ。
【ヒール/ソール】
適度なクッショニングとサラサラの人工皮革のライニングで足入れのしやすさは〇。プレー時に蒸れてくると若干ズレを感じた。形状はほとんどアルティメット/プロ同様（前足部で1本少ない）。耐久製に優れているが、他モデルに比べ重量が増している。しかし、プレー時に重さを感じるほどではなかった。
【総評】
テイクダウンモデルらしい簡素なモデルかと思いきやしっかり差別化された良品。足型や用途によってはこちらを採用される方も少なからずいるはず。強度より柔らかいニットソック、アッパーを好まれる方は是非お試し下さい。